Empress IoT SDK のシナリオ

Empress IoT SDKを利用したシナリオを、IoTデバイスの特徴ごとにご紹介します。

Empress IoT SDK のシナリオ(デバイスがローリソースの場合)

(A) デバイス

IoTで末端の部分を担当するデバイスは、ローリソースな場合が多くみられます。 これらのデバイスでは、IoTとしての役割は主目的ではありません。
ここにEmpress IoT Agentを追加し、収集データをEmpress IoT Connectorとデータの通信を行うようにすることで、 ハードウェアコストの大幅な変更を行わないでIoT機器として使用が可能になります。
Empress IoT Agentのフットプリントはお客様のご要望に合わせ小さくすることが可能です。詳しくはお問い合わせください。

(B) Empress IoT Connector

インターネット通信は常に安定しているとは限りません。 通信が不安定な時のタイムアウトとリトライ等をローリソースのデバイスの代わりに行うのがEmpress IoT Connectorです。 デバイスからのデータを収集し、クラウド、オンプレミスサーバ等にデータを送信します。

Empress IoT Connectorには、完全な暗号化版Empress組込みデータベースが搭載されています。 Empress組込みデータベースは、ANCI完全準拠のSQLを使用することが出来ますので、データを自由な形で更新、閲覧ができます。 また、暗号化機能はカーネルレベルで行われるため、データベースへのアクセス速度のオーバーヘッドはほとんどありません。

データの同期で利用するEmpress M2Mレプリケーションは、 デバイスからクラウド/基幹サーバ間のデータを正確に複製を行うために利用されます。 Empress M2Mレプリケーションは、他のRDBMSのレプリケーションとは異なり、通信が遮断されることがあっても運用可能です。

Empress IoT Connectorはセキュアな通信を行うために、デバイスに代わりネットワークの保護を行います。 Empress IoT Sec認証では、ネットワークから通信可能な端末/ユーザを制限します。 認証はリモートサーバを使用し、デバイスのなりすましを防止します。Empress IoT Connectorに認証機能を搭載することでデバイスに負荷をかけることなくセキュアなIoTを実現します。

(C) クラウドと基幹サーバ

Empress IoT Connectorから送られたデータは、Empress IoT Gatewayが受信します。

(D) バックエンドシステム

ビッグデータを解析するためのERP、CRMなどの業務システム、Oracle、PostgreSQL、 Hadoopなどの他社製データベースとのデータ連携が可能です。

デバイスがローリソースの場合

Empress IoT SDK のシナリオ(デバイスが直接ネット接続可能な場合)

デバイスが直接ネット接続可能な場合は、デバイス自体に暗号化のためのEmpress IoT Agent、認証のためのEmpress IoT Sec認証、Empress M2Mレプリケーションを搭載可能です。プログラムレスで操作可能なため、導入が一段と容易になります。

デバイスのOSは組込みLinuxをはじめとして、様々なOSに対応可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。

デバイスが直接ネット接続可能な場合

Empress IoT SDK のシナリオ(センサネットワークを使用する場合)

極めて小リソースであるセンサノードを使用する場合、センシングデータはEmpress IoT Connectorから収集されます。 Empress IoT Connectorはゲートウェイとしての役割に加え、プログラム可能なセキュアデータベースを提供します。 暗号化付きEmpress組込みデータベース、Empresss M2Mレプリケーション、Empress IoT Sec認証、Empress Data Collect APIを搭載し、クラウド/基幹サーバ上のデータセンターにデータを送信するだけではなく、ゲートウェイが存在するセンサネットワークのデータを解析し、ユーザ情報提供が可能になります。

センサノードを使用する場合

ノードのリソースに余裕がある場合は、Empress Data Collect APIをセンサに配置することが出来ます。センサに合わせたプログラムが容易になります。

センサノードを使用する場合2