ファームウエア更新サービス
Empressファームウエア更新サービスはAzure上にSaaSとして構築され、接続するIoT Data Connector、IoT Data Connectorに接続されるデバイス(OSとHWリソースについては要相談)のファームウエアの更新サービスを提供します。
ファームウエア更新サービスの仕組み
Empressファームウエア更新サービスは以下の手順によりデバイスのファームウエアを更新します。
手順 | 説明 |
---|---|
1 | 管理者が更新するファームウエアを更新システム管理サーバに登録します。 |
2 | 更新を予定するデバイス、例えばIoT Data ConnectorがEmpress認証サーバの認証を受けます。 |
3 | 認証後、IoT Data Connectorが現在使用しているのファームウエアを退避します。 |
4 | ファームウエア更新サーバからIoT Data Connectorに新しいファームウエアが配信されます。 |
[注意]
IoT Data Connectorに接続されるデバイスのファームウエアを更新する場合はIoT Data Connectorに更新するファームウエアを送信し、IoT Data Connectorからデバイスにファームウエアを更新します。
ファームウエア更新サービスの特長
更新するファームウエアの管理機能更新前のファームウエアの退避機能を提供し、更新するファームウエアに不具合が発生した場合、退避したファームウエアからシステムを起動することが可能
ファームウエアの更新はインターネットに接続しているPCを経由し、同じLAN上にあればインターネットに接続していないデバイスの更新も可能(詳しくはご相談下さい)。
1つのマスタデバイスのファームウエアを更新するだけで他のレプリカのデバイスを更新できる機能