IoT Hub サービスと認証サービス
Microsoft AzureのIoT Hubはデバイス間の通信のセキュリティとデバイスリモート監視機能を提供するため多くのSIerが使用したいツールです。しかし、IoT Hubを簡単に使用するにはいくつかのバックオフィスサービスを事前に準備しなければなりません。Azureは現在それらのバックサービスを提供していません。Empress IoT Hubサービスと認証サービスはAzureのIoT Hubをセキュアに簡単に使用するためのバックオフィスサービスを提供します。
Azure IoT Hubの問題点
IoT Hubを使用する場合、出荷前に個々のデバイスに、個々の接続文字列をデプロイしなければなりません。このため出荷台数分のアプリをビルドすることが必要になります。 |
Azure IoT HubはデバイスのID、接続文字列の登録に対してWeb画面で個々に登録する以外、APIのみ提供しています。接続文字列を自動登録するソリューションは現在提供されていません。 |
IoT Hubを使用するユーザは接続文字列を自動登録するサービスを自社で開発しなければなりません。 |
IoT Hub サービスと認証サービスの仕組み
Empress IoT Hub サービスはMicrosoft AzureのIoT Hubへのデバイスを自動登録する機能を提供します。
手順 | 説明 |
---|---|
1 | 管理者がIoT HubとEmpress認証サービスの関連付けをします。 |
2 | IoT Data ConnectorがEmpress認証サーバの認証を受けます。 |
3 | Empress認証サーバがAPIによりAzure IoT Hubへデバイスを登録すると同時にIoT Hubから接続文字列を取得します。 |
4 | IoT Hubからすでに取得した接続文字列でIoT Data Connectorが認証されSQL Databaseとデータ連携が可能になります。 |
IoT Hubサービス・認証サービスの特長
リモートセキュリティ認証機能デバイスのなりすまし防止機能
デバイスリモート遠隔死活監視、サービス停止機能
IoT HubサービスからAzure IoT HubへAPIを用いてデバイス IDの登録機能
IoT HubサービスからAzure IoT HubへAPIを用いて接続文字列の自動登録機能
AzureのIoT Hubの接続文字列をで管理する機能