OPC UA Clientの機能
Empress OPC UA ClientはOPC UA Serverとは別のフォルダで提供され下記の機能を提供します。
1.データ登録及び更新用API
ClientのServerのデータ登録及び更新用APIはのReadとWriteとCallを提供しています。
Readについて |
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NodeIdで設定されたVariableNodeのデータを読み取る機能を提供します。 |
VariableNodeに格納されたデータ以外のアクセス権限はありません。 |
1つ要求に対して複数動作が可能で動作数の制限はありません。 |
Writeについて |
NodeIdで設定されたVariableNodeのデータを書き込む機能を提供します。 |
データを書き込む前のアクセス認証機能を提供します。 |
VariableNodeに格納されたデータ以外のアクセス権限はありません。 |
1つ要求に対して複数動作が可能で動作数の制限はありません。 |
VariableNodeのヒストリカルモードがONの場合ヒストリカルデータベースの更新が可能です。 | Callについて |
AddressSpaceに公開されているAPIを実行します。ただし、AddressSpaceのAPIと実際のデバイスのAPIとの関連付け実行するためのパラメータの設定が必要になります。 |
APIを実行する前の権限認証機能を提供します。 |
公開できるAPIに制限はありません。 |
1つ要求に対して複数動作が可能で動作数の制限はありません |
2.イベントによるデータ登録及び更新
イベントとはServerからClientへ送信されるメールなどの通知を意味します。イベントによるデータ登録及び更新はメールの通知などでトリガーを起動しデータ更新する手法を意味します。
イベントの作成手順は以下の通りです
1 | ClientがServerのどのNodeを監視するかを伝えます。 |
2 | ServerはClientから通知されたNodeを監視します。 |
3 | ServerはNodeのデータに更新が発生したら通知を作成します。 |
4 | ClientはServerからの通知とNodeの更新したデータ情報を取得します。 |
2と3はServerが管理しClientに対して以下の機能を提供します。
Nodeの監視機能 データの更新があったかどうかを判断する機能 Serverがイベント通知を作成する機能 ServerがClientへイベントを送信する機能
イベントによる通知データ更新機能は以下のAPIの組み合わせで対応します。
CreateSubscription、ModifySubscription、DeleteSubscriptions、CreateMonitoredItems ModifyMonitoredItem、DeleteMonitoredItems、SetMonitoringMode、SetTriggering
ServerはClientがどのNodeを監視するか記憶し、そのNodeの情報が更新されたかの監視(名前の変更、データの更新など)及び数字データが制限値を超えた場合などをClientに通知します。Nodeのイベント通知を受信しServerに通知する(データの更新など)か否かはClientが判断しServerに情報を通知する準備をします。
上記でNodeの情報通知をServerにするか否かの準備は完了しました。Clientがデータを更新するには以下のAPIを使用してください。Publish Rpublish
Clientはこの2つのAPIを使用しイベントによりデータ更新されることが可能になります。
通知機能に対しClient側に制限がある場合、Serverは自動的にClientの要求に従って通知を調整することが可能です。ただし、調整とは関係なくServerは必ず要求された間隔でNodeを監視します。ServerはPublish間隔(Serverのコンフィグファイルにて調整可能)以外、例えば一時的通知の保存量などの制限がありません。
3.AddressSpaceの検索機能
Empress OPC UA ClientはAddressSpaceの検索機能として下記のAPIを提供します。
Browse |
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(1)AddressSpaceにあるNodeを検索機能を提供します。 (2)検索結果が多すぎる場合は複数に分けて検索を実行する機能を提供します。 |
BrowseNext |
Browseが複数に分けた検索の次を取得します。 |
TranslateBrowsePathsToNodeIds |
Path(道)は複数のBrowseName(Nodeのアトリビュート)を作成します。 スタートNodeからPathを使用し終点のNodeを検索します。 動作数制限はありませんがPathの長さはデバイスによって異なります。 |
4.AddressSpaceにNodeを追加しNodeIDを設定する機能
RegisterNodes |
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Nodeのエイリアスを作成します。 |
UnregisterNodes |
Nodeのエイリアスを削除します。。 |
AddNodes |
AddressSpaceにNodeの追加します。 各NodeにNodeIdを含めNodeに関する情報を設定できます。 追加したNodeはServerの再起動後も保存可能です。 |
5.ヒストリカルデータのReadとWrite機能
EmpressのOPC UA ClinetはOPC UAのHistoryReadとHistoryWriteに対応しています。HistoryReadはヒストリカルデータを読み取る時に使用し、HistoryWriteを書き込む時に使用します。2つのAPIの要求はVariableNodeに対してのみ実行されます。
HistoryRead |
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1つ要求の動作数は制限が特に請願はありません。
要求動作の種類は以下だけになります。
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HistoryWrite |
1つ要求の動作数は制限が特に請願はありません。
要求動作の種類は以下だけになります(詳しい情報はOPC UA Part 11仕様を参照して下さい)。
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