Attributesエリアの表示
NodeがAddressSpaceエリアで選択された時のAttributesエリアの表示について説明します。Attributesエリアの表示はNodeClassごとに異なりますので、Object Nodeを代表して説明します。AddressSpaceエリアでObjectを選択した場合のAttributesエリアの表示は以下の通りです。上段にBase NodeClass、下段にObject NodeClassのAttributeが表示されます。
Base NodeClassのAttribute一覧
Base NodeClassのAttribute一覧は以下の通りです。
Attribute名 | 説明 |
---|---|
NodeId |
NodeIdはAddressSpaceでNodeを一意に識別するためのIdです。
Namespace IndexとIdentifierの組み合わせで一意化されます。 例:NodeId="ns=1;i=3018“ |
NodeClass | NodeClassを識別します。Nodeは8つのNodeClassどれかに分類されます。 |
BrowseName | 人間が読める名前として使用されるAttributeですが、ClientがServiceを使用するためのAttributeです。DataTypeはQualifiedNameで0:BaseObjectTypeの様に記載されます。例えば、ClientはTranslateBrowsePathsToNodeIdsサービスを使用し、BrowseNameで構成されたパスを使用しNodeIdまで検索することができる機能を提供します。 |
DisplayName | 人間が読める名前として使用されるAttributeです。SeverがClientにNode名を表示する場合に使用されるAttributeです。BrowseNameはClientのService用に使用され、ClientにNodeの名称として公開されません。 |
Description | Nodeの意味を説明します。 |
WriteMask、UserWriteMask | 本バージョンではサポートされません。 |
Object NodeClassのAttribute一覧
Object NodeClassのAttribute一覧は以下の通りです。EventNotifierが追加で表示されます。
Attribute名 | 説明 |
---|---|
EventNotifier | ventをサブスクライブするか、Eventの履歴を読み書きできるかを識別します。 |
EventNotifierの概略
EventNotifierはUnsignedの8ビットIntegerです。構造体は下記の通り定義されます。0ビットのSubscribeToEventsはEventを発生するために必要な設定です。初期設定を0から1に変更することでEventを発生する設定が完了します。